練習が十分でないと不安だけどやるべきことをやったときは速く走りたくてたまらない。


いいことばです。
僕が初めて起業したのは今から10年くらい前の事。

その頃は何も分からないまま、ビジネスをスタートした。
それもビジネスと呼べるようなものではなく、
単なるブローカーみたいな仕事だった。

その頃、僕は手探りでいろんな事をやっていたが、
周りに起業家と呼ばれるような人はいなかったので、
誰からのアドバイスもなかった。

もちろん、周りの人はアドバイスをいろいろくれたが、
実際に実務経験がない人からのアドバイスは
よくないどころか有害でもあった。

このメルマガを読んでいるあなたにも
そういう時期があったと思う。
まだ、そういう時期が来てないならラッキーだ。

なぜなら、この
「起業する前に知っておかなきゃならない6の真実」
を読む事である程度は、最初にありがちな
間違いをしないですむからだ。

もちろん。すでに起業している人でも
この心構えはかわらない。

では、いってみよう。

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起業する前に知っておかなきゃならない6の真実

その2:マネジメントは後回し
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ビジネス書というのは大量に世の中に出ている。

起業したばかりの頃はいろんな本で、
ビジネスとはどうやるのか?という事を学ぶだろう。

それはとてもいい事だ。

しかし、一つ問題がある。

ビジネスという言葉がカバーする分野は
大量にありすぎて、おそらく何年かけても
全てをマスターする事はできない。

本屋に行って、ビジネス書のコーナーに行ってみよう。

そこには、あらゆるジャンルの本が並んでいる。
面接の仕方、人の育て方、法律関係、営業、
CRM、インターネットビジネス、マネジメント
財務、会計、銀行のつきあい方、経営者系の本、などなど。

だから、あなたはどれも必要だと思って、
あらゆる本を読みあさってしまうかもしれない。

それは間違いだ。

起業したばかりの頃、あるいは年商が1億円に
満たないころは、ほとんどの事は必要ない。
会計も必要なければ、人の育て方も必要ない。
マネジメントも必要ない。

特にマネジメントの本は偉い人が書いた
良さげな本がたくさん出ているので、
それにハマってしまうかもしれないが、要注意だ。

起業して、年商が1億円を突破するまでは、
必要なのは、マーケティングとセールスのみ。

マーケティングとセールスをひたすら学んで、
ひたすらそれを実行して、試行錯誤を繰り返すのがいい。
もちろん、社内は混乱する。

しかし、この時点では、まだ会社と呼べるような
組織にはなっていない。
だから、混乱しっぱなしでいいのだ。
そして、この混乱を楽しめる人しか、スタッフとして
居着かないだろう。そして、この混乱を楽しめる人しか
ゼロからビジネスを軌道に乗せることは難しい。

だから、この時点でマネジメントを
きっちりやろうとする事は逆効果だ。

そして、あなたがマネジメントを一生懸命学ぶことは、
時間の無駄になる。

だから、全精力をつぎ込んで、
マーケティングとセールスだけ
考えていればいい。

どうやったら人はモノを買うのか?
どういう動機で人は動くのか?
どういう経路で自分のセールスメッセージを伝えるのか?

それだけを、毎晩、毎晩考えていればいいのだ。

きっちりやる必要がある時が来たら、
それは自然と分かる。

それまでは、イケイケだ。

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